小桜町喫茶店

日常とか仕事とかプログラミングとか

Effective Ruby

恥ずかしながらプログラマをしていた頃は開発しているサービスそのものに
関心があり、技術的なことにあまり興味はなかった。
ところが一歩引いた立場になって、技術そのものに興味が湧いてきた。
技術書は高いのだけれど、幸い、立場的に会社の経費で落とし放題なので、
興味本位で買いあさっている。

今週読んだのはこの『Effective Ruby』。
f:id:kazuma98:20150630220909p:plain

Rubyは私も個人用途で使うちょっとしたツールを自分で作ったり、
仕事でRuby on Railsを使った比較的規模の大きいシステム開発まで
携わったことがある。
比較的自由度の高い言語なので、プログラマに依存する部分が大きく、
仕事で使うのは個人的にはあまり好きではなかった。
もし経験の浅いチームでRailsの開発を行う場合、本書で紹介されているような
手法を共有し、品質を保つための基準を設けた方が良いと思う。

まぁ仕事抜きに、Rubyのような動的型言語の言語仕様やプログラム作法を
簡潔に紹介している点で興味深い内容だった。
200ページと薄い本なので、Rubyプログラマなら週末で読めてしまう。
これからRubyを始めようという人にはじっくり読めば学ぶことの多い
良書だ。